2016年1月24日日曜日

モーガンスリーホイラー

 私が小学生の頃、スーパーカーブームというのがありました。
 カウンタックは302キロ出る とか、フェラーリ512BBは315キロだ!とか、スペックを覚えて友達と話し合ってたものです。
 池沢サトシ著「サーキットの狼」が火付け役と言われています。
 主人公が駆る「ロータスヨーロッパ」で、公道レースやサーキットで、勝った負けたな漫画です。

当時、「スーパーカーカード」というのが駄菓子屋で流通してて、1枚¥10でひいて、当たりが出たらカードケースがもらえるってモノでした。
 車両の写真と、裏にエンジン仕様とか、馬力とか、最高速とかスペックが書かれてて、袋に入って売ってるから「何が出てくるかはお楽しみ」な奴です。
 カブったのが手に入ったら、友達と交換して、解消するって感じで、所謂トレーディングカードだったんですね。当時はトレカなんて言葉はありませんでしたが。
 
 そのカードで知ったクルマが「モーガンスーパースポーツ」でした。
 前2輪、後1輪、フロントにはハーレーダビットソンのVツインエンジン。
 衝撃でしたねぇ。海外にはこんなイカしたクルマがあるのかと。

 日本にはミゼットっていう、前1輪、後2輪でバイクのハンドルで操作ってクルマがあったけど、転倒事故多発で消えていったのは、良く知られた日本車の歴史です。
 ミゼットはバイクにリヤカー付けて曳いて荷物運んでたのを、一体化して屋根付けて、楽に安価にモノ運べるようにした商業車だった訳で、前2輪、後1輪な仕様は有り得ないんですね。
 モノ積めませんから。 同じ三輪車でも。

 海外のクルマ文化は日本とは違って「レースで速さを競う」ってのが根底にあるから、高度経済成長期の「荷物を運ぶ、人を運ぶ」で発展した日本とは、全く異なる発想のクルマがゴロゴロいるわけです。
 英国では「三輪だと自動車税が安い」って事で、前2輪、前1輪、どちらも何種類か売られてました。ロビンとか、イセッタとか、メッサーシュミットとか。

 モーガンは英国の会社ですが、今でも創業当時のクルマを新車で造ってます。
 で、スリーホイラーは数年前に復刻しました。
 エンジンはハーレー互換品なS&S製。トランスミッションはマツダ製!リヤホイールはベルトドライブ。日本にも何台か輸入されていて、¥500~600万位でしょうか。環八沿いのディーラで見ました。イカしてます。

 モーガンレプリカのキットカーも有ります。宮崎駿さんが所有されてるのが有名か。HONDAのVツインか、モトグッチのVツインが載ります。
 イセッタ、メッサーの復刻レプリカが出回った時期もありました。FRPボディで、HONDAのスク―タ、フュージョンとかのリア廻りが組まれていて、¥200万超えます。
 今でも乗っておられる方はいらっしゃるでしょう。
 当時モノの本物は、¥300万に達しそうな勢いなので、とても手が出ません。

 我がZTR250。¥100万でお釣りが来ます。
 でも、安心して乗れるように手を加えなきゃならないから、最低でも¥30万くらいの投資は必要だと思うのです。

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